疲れは自然治癒力を鈍らせる
整体は何のために受けるのか?
5月から本格的にホームページ・リニューアルの作業を始めて、やっとある程度の形になってきました。
「症状別ページ」や「お客様の声」などのページも随時、更新していこうと思います。
最近まで、を西洋医学的なアプローチで書いた書籍を読むことが多かったのですが、ホームページのためもあって、改めて整体法や中医学・漢方などの書籍を手に取ることが増えました。
「整体は病気治しではない」という言葉があります。
わかりやすく言うと、「身体自身が持っている自然治癒力を引き出せば、勝手に病気や症状が治っていく」ということです。
ホームページは、頭痛・自律神経失調症・腰痛などの症状でお悩みの方に向けて、悩みの解消法をお伝えするという形を取るので、この辺の伝え方は、開業以来いくどとなく考えています。
いま、つらい症状に悩んでいて「なんとかしたい」と思っている方の思いに寄り添いつつ、本質を捻じ曲げずにわかりやすく伝えられるように、今でも的確な表現を探し続けています。
忙しさにかまけていると…
お客様がなにげなくおっしゃられた言葉の中に、私が頭の中でひねり出した言葉よりも圧倒的に実感がこもって、本質をズバリと言い当てた言葉があることも、しばしば経験しています。
「当院の施術方針」というページでご紹介した「ちょっと待って、わたしこんなに疲れているんですか!?」という言葉も、その一つです。
仕事が忙しく、睡眠時間も削るような慌ただしい日々が長く続くと、次第に自分の身体の疲れを自覚できなくなってくるものです。
そのようなとき自律神経では、起きてバリバリ活動しているときにはたらく交感神経優位に偏り、休息を担当する副交感神経のはたらきが鈍っています。
このような状態では、当然自然治癒力のはたらきも鈍ってしまっています。
そして、それが昂じると、酷いときは心筋梗塞や脳梗塞などの大病に突然見舞われる方もいらっしゃいます。
自分の身体がそんな深刻な病気になる前に、疲れや睡眠不足を自覚して休息を取れる人は健康な人です。
自分で無自覚になりがちな方は、整体を受けることで点検と症状改善、リラックスを同時に実現するのも良いのではないでしょうか?